読書旅。『人を動かす』を読んで。コントロールすることではなかった。人として大切なことが書かれている本。
家で自粛が続く今だからこそ、旅行大好きな私は、家の中でできる新たな旅。名付けて”読書旅”を通して、読んでみてのまとめや気づきを思うままにブログにつづっている。
今日は、こちら。
◎著者:永松 茂久
◎出版日:2011/1/1
◎出版社:PHP研究所
目次
こんな人にオススメ
・仕事・家庭・組織の人間関係を改善したい人
・パートナーとうまくやっていきたい人
・人に誤解されやすい人
・上司に認められたい人
・部下にやる気を出してほしい人
・今いる場所を元気にしたい人
・日本の実業家。斎藤一人さんの人間力、価値観、器の広さなどに興味がある人
この本の内容を簡潔に話すと、著者が斎藤一人さんと出会い、今に至るまで、学びや日々にも活きている大事なヒントが書かれている本になっている。
登場する2人について、調べてみた。
斎藤一人さんと著者、永松茂久さんとは
斎藤一人さんについて。
名前は聞いたことがあったので、どのような人なのかを調べてみた。
斎藤一人さんについて調べてみると、
・銀座まるかんの創業者。
・1993年から12年連続、納税長者番付10位以内。
・そのうち2度、納税日本1位の日本の納税長者番付で10年連続トップ10入りを果たしている。
この事から、まぐれじゃないことは想定できる。そして読んでいくと人柄がものすごく感じられる本になっていて、改めて書かれているような人柄・捉え方なら、周りの人も確かに伸びる、幸せだろうなとまさかの最後は幸せな気持ちになるような本だった。
著者である永松茂久さんは、師弟関係にもある様子。
経営、講演だけではなく執筆、人材育成、出版スタジオ主宰、イベント主催、映像編集、コンサルティング、ブランディングプロデュースなど数々の事業を展開実業家である。
様々幅を広げている方のようだった。
本の要約
人を動かすとは。本の題名から”人を動かす”と聞いた印象で、人をコントロールすることかと思ってしまった。
単純に人を動かす=コントロールではないこと。斎藤一人さんの言葉を以下、抜粋。
人をコントロールして動かそうなんて思ったことない。逆にこの人たちに喜んでもらうにはどうしたらいいだろう。どうしたらその人が幸せになるかって。それをずっと考えながら人と接していたら、勝手に人が動いてくれるようになったんだよ
人をコントロールすることではなく、人が動きたくなる自分になるということ。
すでにどんでん返しだった。
他にも人として大事だと響いた部分
◎心の貯金通帳に「徳」をためるんだ
→本を読み進めると、❝人の心を軽くする、人の心を明るくする=徳を積む人間力を磨いた人❞と書かれている。確かに周りの人の心をすっきり明るく出来たら感謝される姿が目に浮かぶ。
◎見返りを求めずに喜びの種を蒔くのが一番いいんだ
→言い換えると、期待しない無償の愛。今、目の前にいる人を徹底的に大切にする。みんなを幸せにしていく。正しいことを楽しみながらやること。ということのよう。
頭では分かってはいる人が多いと思うけれど、いつも目の前の人に、見返りを求めずにできるのか。できていたか。日々の指針にしようと思う。
◎自分に余裕がなくても人にライトを当てようとするんだ
→本で具体化した例があり、斎藤一人さんがよく「お金持ちになったから人を幸せにできるんですよね」と言われるけれど、金持ちでも有名でもない時から≪この人にスポットライトを当てるにはどうしたらいいか≫をずっと考えてきた
と書かれている部分。相手を立てるとも言い換えられるのかと思うと、確かに愛される秘訣だと感じた。
◎自分の幸せも人を幸せにするのもどちらもやらなきゃいけないのよ
本当の幸せは人の笑顔を見ることなんだよ
→商売のコツも人生のコツも幸せのコツも。人に喜ばれること。でも、決して自分のことを犠牲にしてやっていると続かない。自分のことを後回しにせず、両立すること
「愛しています、ついている、うれしい、楽しい、感謝します、幸せ、ありがとう」
具体的な言葉も含め、全力で一生懸命やること。
自分のことで精一杯になる時もあるけれど、意識して言えたら。
逆の立場で言われたら嬉しい言葉ばかり。私も意識をし、即出てくるような習慣になるまでまず実践しようと思った。
これだけでも斎藤一人さんがどういう器の持ち主なのか、人柄が見えるような気がする。
最後に
世の中が求めているものはスター。後に続く若い子たちが「○○みたいになりたい」と憧れられる人間になるんだぞ
スターと聞いて思い浮かべたことは、1年延長されたオリンピック選手や
このような人に憧れられる存在になるということ。言葉を変えると心に響く、感動を与える存在。
まずはこのブログを通して、少しでも喜ばれたりお役に立てる人になりたい。そして、
いずれは”人を動かす”、読んでくれた人に喜ばれるような人であれたらと思う。
そのためには見返りを求めずに、日々の中で自分と相手を幸せにすること。
「このブログを読んでいただきありがとうございます」
「感謝しています」「ブログを通して出会えて良かった」「幸せ」「ついてる」「愛しています」
これからも、温かくお付き合いください。
この本に興味のある方は、本の題名からリンクへどうぞ。
◎著者:永松 茂久
◎出版日:2011/1/1
◎出版社:PHP研究所