読書旅。『光と影の法則』を読んで
家で自粛が続く今だからこそ、旅行大好きな私は、家の中でできる新たな旅。名付けて”読書旅”を通して、読んでみてのまとめや気づきを思うままにブログにつづっている。
今日は、こちら。
以前のブログでは、”メンタル本3セット”とご紹介していた本のついに3冊目。
ネタバレありです。
◎著者:心屋 仁之助
◎出版日:2014/5/24
◎出版社:経済界
目次
こんな人にオススメ
・仕事の人間関係や夫婦間の不満を改善したい
・人生を変えたい人
・不満や愚痴、怒りがある人
主人公の様々な状況を読み進めて、 心に響いたこと
①自分の気持ちを素直に伝える、相手に期待はしない
②強烈な光を浴びるほど強烈な影ができる
③勇気を出して、怖くても自分で決める。それが人生を変えていくこと
①主人公の裕子が様々な面で葛藤を乗り越える場面は下記。
・新しく変わった職場の上司に対する仕事のやり方への不満
・周りに不満や愚痴を漏らすことで保つようになった
・上司にバレてなぜ自分だけこんな目に合うのかと思う葛藤
・主任を辞退。
・仕事は減り、自分にしかできないと思っていた仕事が何の問題もなく、むしろ効率的なやり方で、より良いものになっているような気さえした変化。
・夫が家事を手伝ってくれない
・部下の方が先に帰宅する不満
・車の運転中に自分は順番に並んでるのに割り込まれた
→理由をまとめると、自分の中のフィルターにかけることが原因。
怒るポイント嬉しい基準は人により違うにもかかわらず、自分だけの価値観(信じているもの、大切にするべきもの、やってはいけないと決めている事)に、照らし合わせるので勝手に〇✖△がつく。
それでいて出来事に対して勝手に期待してしまうことが原因にあるので、相手を指摘するのではなく、自分の本当の弱い気持ちを伝えること。
なかなか勇気のいる事に感じる。
どうしてもカッコ悪い自分、恥ずかしい、悲しい、つらいことは、大人になると言えずに溜める人が多い。飲み込まずに思ったことや感じたことを口に出して相手に伝える、自分の気持ちを素直に言うこと。
1歩勇気はいるけれど、直接話せたら分かり合えることもいっぱいあると思う。
②本の中で分かりやすかった芸能人の離婚問題。
光を追い求めている時は、影の存在を否定するために、人生全体のバランスが崩れる
と書かれているように、いつも光が当たっている、光輝く象徴とされるような芸能人も、案外家庭の中では、様々抱えているかもしれないことを、出来事は伝えてくれているのかもしれない。
③自分に向き合うことと、押し付けられた過去の価値観を恨むのではなく、誰かのせいにもせず、自分の大切なものを選んでいけるようになればいいのです。
なるほど。
この③の部分、具体的にもっと自分に向き合う方法が、書かれてありました。
実践編 人生を変える秘訣のワークショップ
大事なのは、過去も含め自分に向き合うこと。
本抜粋。今からでも出来る、人生を変える秘訣7選、ご紹介です。
1.自分が反応し、すねているものを探す
2.言いたい言葉をまとめる
3.その言葉を言えなかった場面を探す
4.当時の相手のイメージに不満をはき出す
5.当時の相手を特別に許す
6.嫌っている子どもの頃の自分に不満をぶつける
7.その頃の自分を許し、抱きしめる
今、リフレッシュしすぎてなかなか出てこなかったけれど、イラっとした時や不満がある時は、自分に向き合うこと。人を直すより自分に向き合った方が早い。
どこかで聞いた価値観がしっくりまた深く入ってきた。
最後に
自分がすねている・怒っているとき→さびしいです、かなしいです、こうしてもらえたら嬉しい、時には助けてと伝えることが、相手にとって案外役に立ててよかったと、喜びを与えることにも繋がるとしたら。
ありがとう、ごめんね、助けて、手伝って、大好き
意地を張らずに、人は弱い部分を補い合っていること。
時間をかけてでも、少しずつ素直に目の前の人に、第一歩チャレンジすることが大事だと気づかされた。
身近な人へ、大事な人だからこそ、めいっぱい素直になる。伝えたあとは相手次第。
仕事も、出会いも、日々も、パートナーもいいご縁を紡いでいく自分になろう。
又、このブログで紹介したメンタル本3冊を読んで思うことは、明らかに他人に向けていたベクトルを自分に向ける方がラクだと体感。
イラっとしたことがあった時も成長どころととらえると、自分だけにくるチャンスとさえ思える自分がいて、毎日すっきり受け取れるようになりつつある。
読むときはまとめてメンタル本3冊をオススメです。
(今回の『光と影の法則』と他、
『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』3本セットです。)
一気に向き合うことで、デトックス。
内面磨きで人間関係、幸せ、魅力UPしましょう。
◎著者:心屋 仁之助
◎出版日:2014/5/24
◎出版社:経済界