読書旅。『学びを結果にかえるアウトプット大全』を読んで。~①著者・アウトプットについて~
https://be-thankful-shop888.hatenablog.com/ブログを書くようになって。
仕事上での上司やお客様先とのやりとり。
友達や家族、恋人との人間関係。
いろんな意味で私が最近大事だと特に感じていること。
『伝えること』
そのヒントは、以前から持っていたけれど
後回しになっていた本。活かす時がきた。こちら。
◎精神科医 樺沢紫苑
◎2018/8/3
◎サンクチュアリ出版
目次
1.こんな人にオススメの本
・ブログをもっと簡潔にわかりやすくまとめたい
・仕事や勉強の成果を出したい、もっと結果に繋げたい
・人間関係を今よりももっとよくしたい
・自分の意見をうまく伝えたい
・発信力を向上させたい
・いいアイディアが浮かぶようになりたい
・日々取り込んだことを着実に人生の糧にしたい
・説明、アイディア、雑談、交渉など具体的な営業力を身につけたい
2.この書籍について
大まかに2つ。私が思ったことをまとめると、
①脳科学的な裏付けで伝え方・書き方・動き方が具体的な成長を加速させる80の方法が図解付きでわかりやすくまとまっているので、ページ数はある割に読みやすい。
②1ページごと簡潔に、でも大事な要素がものすごく含まれている。
書籍の著者は精神科医でもあり、Twitterやブログ、書籍出版など発信を継続している面白い経歴の方なので、磨かれた技も惜しみなく経験談や参考文献を元にまとめてあるため、書き方まとめ方が読むだけでもヒントがあった。
私は糧にしたかったこともあり、読むまで約1週間270ページ、集中しながらじっくり読めた。
具体的な内容は、全270ページ、CHAPTER1~5に大きく分かれている
CHAPTER1 RULES アウトプットの基本法則
CHAPTER2 TALK 科学に裏付けられた、伝わる話し方
CHAPTER3 WRITE 能力を最大限に引き出す書き方
CHAPTER4 Do 圧倒的に結果を出す人の行動力
CHAPTER5 TRAINING アウトプット力を高める7つのトレーニング法
3.著者について
樺沢紫苑(かばさわしおん)さんは、精神科医でもあり、作家としては28冊の本を出版。毎月20冊以上の読書を30年間続けていて、圧倒的なインプットを続けても身にならないとアウトプットを強化したことがこの本のきっかけと言う。2018年書籍の時点の情報なので、実際はもっと増えているかもしれない。
他にも、
・メルマガ毎日発行 13年→2020年5月の時点で更新中。毎日発行15年。
・Facebook 毎日更新 8年→2020年5月の時点で更新中。毎日更新10年。
・YouTube 毎日更新 5年→2020年5月の時点で更新中。毎日更新 7年。
・毎日3時間以上の執筆 11年
・年2〜3年の出版 10年連続
・新作セミナー毎月2回以上 9年連続
様々功績を残しながらもプライベートも大事にしていることに共感を覚える。
・基本18時以後は、働かない
・月10本以上の映画鑑賞
・月20冊以上の読書
・週4〜5回のジム通い
・月10回以上の飲み会
・年30日以上の海外旅行
と普通の人の3倍以上楽しめているという毎日。
誰にも平等なはずの1日24時間をどう過ごしているのか。
すでに興味深く、インプットとアウトプットのバランスを整え、学びと自己成長のスピードを最大化することに成功したから。という著者。
1度講演を直接聞いたことがある。そして、この実体験を基にした秘訣がこの本には簡潔に秘訣がぎっしり詰まって書かれてあり、すぐ取り込めるものになっている。具体的なまとめは次へ。
3.読んで響いた、アウトプットを通して求める結果に繋がる秘訣
・インプット=入力すること
・アウトプット=出力すること
自己成長には、インプットよりもアウトプットの量と書かれてあり、大まかに4つ。
①2週間に3回使った情報は脳に長期記憶される
②成長の螺旋(らせん)階段
インプットとアウトプットを繰り返すこと。
③インプットとアウトプットの黄金比は3:7
④アウトプットの結果を見直し、次にいかす
フィードバックとも本には書かれていて、インプットに修正を加えることが大事。
・見直し、改善、微調整、反省、方向修正、原因究明。
・なぜうまくいった?
・なぜ失敗した?
・次に何をする?
4.実践
今回は④アウトプットの結果を見直し、次にいかすの実践編。
ちょうどブログを書く前に、上司に思いがうまく伝わらなかった出来事があった。
~経緯~
上司にご飯に誘われ、なかなかないチャンス。ただしその日はどうしても優先したい事があったので帰宅したかった。感謝はありながらなんて話せば今日だけは断る旨を伝えられるか。悩んだ結果、「ありがとうございます、、、」と深々とお辞儀をしたまま断り切れなかったため、帰ろうとしたところ、行くものだと思われていて、申し訳ない雰囲気になった。
◎見直し:
感謝を伝えながら伝えたいことを伝える。
◎原因究明:
曖昧な返答で終えたため、上司と私の気持ちに食い違いが起こった。
◎改善・微調整・反省・方向修正:
断る気持ちもはっきり伝えたらよかった。でも、はっきり言うよりも言い方もある。次回からは「誘っていただきありがとうございます。ただ、今日は予定があるんです。また次回ぜひよろしくお願い致します。」
断られてどうのこうの思うよりも、気持ちを伝えてお互いに意思疎通ができた方が健全。そう思えた出来事だった。この本を通して早速『伝えること』実践編。
具体的な改善方法を活かし、インプットアウトプットの螺旋階段を巻き起こす。
どんどん成長する自分になる。まだほんの序盤に過ぎない。次回シリーズに続く。