読書旅。『学びを結果にかえるアウトプット大全』を読んで。~②成長に必要な効果的なフィードバックとは。4つの方法・活かし方実践について~
こちらの本。
『学びをかえるアウトプット大全』。
読んだ結果、伝えることにおいて大事なことが詰まっている本だったため、
シリーズ化してブログにアウトプットしている。
今回はシリーズ第2弾。成長に必要なこと。本に書かれている
~効果的なフィードバック4つの方法について。
◎精神科医 樺沢紫苑
◎2018/8/3
◎サンクチュアリ出版
目次
1.効果的なフィードバックとは4つ
⑴短所克服と長所伸展
人間が成長するための2つの方向性。『短所克服』と『長所伸展』。
具体的な例が2つ書かれているので取り上げると、
1つ目は、本を読むとき。
『短所克服』:本を読んで理解できなかった点を読み返す。ネットで調べる。別の本で調べる。
『長所伸展』:おもしろかった点、役に立った点を実際に実行してみる。さらに工夫するために別の本を読む。
2つ目は、問題集を解くとき。
『短所克服』:問題を間違えたら、間違えた原因を究明し、基本を確認。教科書を再読すること。
『長所伸展』:正解したら、さらに難しい応用問題に挑戦すること。
勉強が不得意、苦手な人は『長所伸展』を優先させ、自信をつける。勉強の楽しさを感じとることが重要。大きな結果を出したい場合は『短所克服』。
⑵広げると深める
学びを進めていく場合の方向性は2つ。『広げる』と『深める』。
最初は浅く広く『広げる』。関心・興味・好奇心がそそられるものが見つかれば『深める』。自分はその知識を『広げたい』のか『深めたい』のか。2つのベクトルを意識するだけで次に何をすべきかが、明確になる。
⑶「なぜ?」を解決する
インプットしてアウトプットをすると、必ず疑問がうまれてくる。
「なぜ?」を突き詰めるとその先に「気づき」が見えてくる。
「なぜ?」を解決して乗り越えることが成長。
なぜは放置せず、今すぐ解決するクセをつけること。
今のステージから脱出。
⑷人に教えてもらう
最も効果的なフィードバック法。
先生、教師、先輩、上司、専門家、コーチ、監督、コンサルタント、メンターなど自分よりも知識や経験の多い人からアウトプットに対して適切なアドバイスをもらえると、弱点、欠点、問題点の修正にもつながり、飛躍的に成長するきっかけとなります。
ポイントは、自分なりに疑問・問題点に対する探求を進めておく。⑶の「なぜ?」を解決している人ほど1歩先のアドバイスをもらえる。あらゆる手段を使って解決すること。
2.活かし方 実践
私のこのブログを書いていることで活かしてみた。
⑴短所克服:ブログを通して発信・伝えること。うまくいかないこと・未知だった分野に少しずつ挑戦。学びながら日々綴っていること。
長所伸展:面白かった点、役に立った点は数知れず。ブログや伝えることについて、私の課題に向き合い、この本を読むことが新たな機会になった。
⑵広げると深める:最初は、ブログとは・ブログについてを浅く広く「広げて」いた。今はブログとは伝えること・発信力のツールに思えてきている思いがあるので、伝えること、その機会に今回の本、アウトプット大全を読み、「深めて」いる。
⑶「なぜ?」を解決する
なぜブログを綴っているのか、なぜ伝えることに向き合っているのか。
・ブログでの発信力を身につけたい。
・思いを伝えることが上手になれば、仕事や人間関係にもますます繋がると思う。
なぜを解決して乗り越えることが成長。なぜは放置せず今すぐ解決するクセをつける。今後も続けていこうと思う。
⑷人に教えてもらう:私がブログを書きながら、実はありがたいことにいつも目を通して読んでいただいている方々がいる。
いつも見ていただいているからこその私のクセや具体的なアドバイスをいただけるおかげで、自分が気づかないポイントを知ることができている。より一層弱点、欠点、問題点を修正する機会になっている。このフィードバックの習慣を活かせば、今後はますます飛躍すること間違いなし。
3.最後に
インプットアウトプットを繰り返し、インプットを修正・改善するフィードバックを挟むとより成長につながるということ。
今回は効果的なフィードバックの方法4つと活かし方について。この本、すぐ自分に落とし込める内容になっていることがものすごくわかりやすい。
この本には、具体的な学びを結果にかえるヒントがまだまだ書かれている。
本の中身として言えば、まだ序盤。すでに私の中では70%ほど満たされている。読んで実際にわかりやすく課題と向き合える指針になっていること。楽しみながら進められている。そんなアウトプットによる6つのメリットを次回はお伝えしたい。 シリーズもまだまだお楽しみください。