読書旅。『望んでいるものが手に入らない本当の理由』を読んで。
家で自粛が続く今だからこそ、旅行大好きな私は、家の中でできる新たな旅。
名付けて”読書旅”を通して、読んでみてのまとめや気づきを思うままにブログにつづっている。
今日は、こちら。
以前のブログ【読書】読書の魅力10選、大好きな旅行に類似して。名付けて”読書旅”へ - 食いしん坊の日記では、”メンタル本3セット”とご紹介していた本の2冊目。
◎著者:心屋 仁之助
◎出版日:2013/7/10
◎出版社:ぱる出版
目次
こんな人にオススメ
・欲しいもの、望むことを手に入れたい人。
・仕事・人間関係・恋愛・家族・いろんな意味でうまくいく方法が知りたい
・人生でどんどん得する方法を知りたい
・自分の現状を変えたい、自信を持ちたい、成長・変化したい人。
・うまくいかないことを改善したい人。
本を読んで、響いた所をまとめてみた。
❝仕事の成果もお金も、愛情も健康も全て同じ❞
❝欲しいものと欲しくないものはワンセット❞
❝いつもと逆の自分をたまにやってみると、バランスをとるのがうまくなるんです❞
大事なのは、いつもと逆の事をする、信じてみる、受け入れる、受け取ること。
著者である心屋さんも、自身の経験談から書いている部分が衝撃だった。
❝「欲しいものを手に入れるために頑張る。手に入らないからもっと頑張る。繰り返して燃え尽きたときに『逆だったんだ』❞
❝僕がやっていたことは実は「欲しいものを手に入れないために、いちばん効果的な方法」だった❞とある。
変える方法は、今までの考え、信じてきたことの逆のことをすること。
具体的なステップ2つ
1.いつもと逆の自分をたまにやってみるとバランスをとるのがうまくなる。
◎自分を好きになりたければ⇔嫌な人を受け止めてみる
◎仕事ができる人になろう⇔仕事が出来ず拒否したい自分のことも受け止める
◎誤解は解こうとしちゃいけない⇔言い訳や言い逃れをせず誤解さえも受け取ってしまう。
◎自分が言いたいことを飲み込む人、やりたいことを我慢する人、いつも誰かの犠牲になっている中でも笑顔でいる⇔自分が言いたい放題言う、面倒を押し付けてやりたいことをやってみる、嫌われてもいいと悪い奴になる。
◎マイナスに偏っていた意識⇔プラスに、プラスの意識⇔マイナス側の意識に戻してみる
◎失敗をしたときは相手のせいにしたり正当化や全部自分のせいにもせず⇔ちゃんと認めてから終わらせる。失敗は感じて学ぶもの。
◎幸せになりたい⇔不幸になってもいい
拒否を続けるとどういう構図になるのか。いくつかとり上げると、
例)仕事が出来る自分になろう→なかなか自分の能力が上がらない時がある→コンプレックス・できない自分を否定する思いが強くなるとモチベーション低下→仕事が出来ない人が周りに集まってくる→自分だけが1人で頑張るということになる。
例)幸せになりたい→不幸になってもいいと思えているか、損したくないと思っていると新しいこともやらない。
例)マイナスの感情とは、損、不幸、コンプレックス、恥ずかしいこと、傷つくこと。逆転には痛みをともなうかもしれないけれど、マイナスの感情に心奪われたままでは成功も幸せも手に入れられない。
2.拒否するとどんどんくるので、受け入れる。いいものばかりでなく、悪いものも手にする覚悟をする。『そうなっても仕方がないか』と時間をかけて少しずつ受け取る。
❝手に入っていないものに気づいた時、ひょっとしたら何か否定しているからかもしれない。心のストレッチが必要で、凝り固まった部分を伸ばしたり、逆に向けてほぐす❞
そうはいってもマイナスな部分を怖がって受け取らないことに必死になっている人が多いのではと思う。
実際に私も、わかった上でつい強がったり、素直に言えずに隠したり、誤魔化したり、自分を責めたりすることも稀にある。
そんな方に、朗報。
実践編 いつもと逆のことをする、信じてみる、受け入れること、受け取ることのワークショップ
1.欲しいものを書き出してみる
愛情、パートナー、家族、お金、魅力、人脈、美肌、くびれのある体系、チーズケーキ、スタバのカフェモカ、チャイ、アクセサリー、お洒落な服、花、旬の食べ物
2.欲しくないものを書き出してみる
無関心、パートナーが見つからない状況、孤独、社交辞令、シワ・シミ、脂肪ばかりの体系、サイズが合わず気に入らないアクセサリーや服、枯れた花、腐った食べ物
最後に
上のように、実践編 ワークショップをやってみて。
・まず逆のことを、思うこと思うがままに書いてみた。
・くびれのある体系を目指すけれど、チーズケーキとスタバ、旬の美味しいものを食べることはやめたくない→そんな矛盾も全て受け入れる、受け取る。
・体系がどんどんふくよかになったらどうしよう。そんな不安や怖れも信じてみる。
よし、どちらも受け入れながら、望んでいる幸せや得たいこと、手に入れていこう。
◎著者:心屋 仁之助
◎出版日:2013/7/10
◎出版社:ぱる出版