『MCS』とは?大好きでちょっとリッチな美味チョコレートにもSDGs、持続可能な取り組みが見えたので探求しました。

こんにちは。

 

美味で大好きなチョコレート。今、チョコレート業界も消費は進む一方で抱えている問題もあることを知り、SDGs・持続可能で、より良い世界に向けてチョコレートの会社も取り組んでいる事を知ったので、取り上げていきます。

 

目次

 

1.大好きなチョコレートとは


そうです、meiji販売の『meiji THE Chocolate』です。

味や香りをカカオの状態から関わり、ゼロからつくりあげたチョコレートと言われていて、開発者が現地に出向くも『お前らは何しに来たんだ』と言わんばかりの現地の人達の出迎えを受ける所から、現地とのコミュニケーションやチョコレートへの探求心を経て誕生したとも言われています。ちょっとだけ売られている中でもリッチな価格になっている理由が1つ分かったかと思います。

 

誕生秘話には、大きくある2つの想いがあるそうです。

①チョコレート=子どもの食べ物を大人の食べ物に払拭する

②コーヒーを豆から選ぶのと同じでチョコレートもカカオ豆から選び思い思いに愉しんでもらえたら

 

開発者さんの想いから、2005年頃から実はスタートしていたとする『MCS』とは。次でご紹介です

 

2.『MCS』とは

『MCS』とは『明治カカオサポート(Meiji Cocoa Support)』の略です。

カカオ豆の持続可能な生産のために独自の取り組みを行ったり、世界カカオ財団(WCF=World Cocoa Foundation)を通じた活動を行っているようです。

写真:世界カカオ財団を通じた活動

出展元:meiji

農家を取り巻く環境を改善することでカカオ豆生産を持続可能なものにしていこうとする動きで具体的には下記あるようです。

◎明治独自の支援活動

・収穫量を増やすための栽培方法や病虫害の管理方法を学ぶ勉強会を開催する

・株式会社明治独自の発酵法を実践してもらい、高品質のカカオ豆を得られるような取り組み

◎世界カカオ財団(WCF=World Cocoa Foundation)を通じた活動

画像:メイジ・カカオ・サポート(MCS)によるカカオ農家支援(ガーナ共和国、ベトナム社会主義共和国、ペルー共和国、エクアドル共和国、ベネズエラ・ボリバル共和国、メキシコ合衆国、ドミニカ共和国、ブラジル連邦共和国)

出展元:meiji

・井戸の整備や学校備品の寄贈、環境に配慮した農法の応援などカカオ農家やコミュニティの生活支援活動

・栽培に必要な苗木の供給センターをつくる

 

カカオ農家支援は、株式会社明治だけでは限界があるとし、地図に乗っている国ごとに幅を広げカカオ豆について持続可能な生産のために=美味しくチョコレートを食べている私のような消費者のためにと、株式会社明治も加盟し支援として様々動いていた事に改めて感動でした。

 

とともに、”なぜ支援が必要なのか”。いくつか課題が見えてきました。

写真:ガーナ共和国のトレーサブルカカオ豆を通じた農家支援の様子

出展元:meiji

3.チョコレート業界の背景

”なぜ支援が必要なのか”。現地での原因がいくつか見えてきました。

・カカオの栽培に関する知識が周知されていない

・カカオ豆の発酵についての技術が不足している

・栽培に必要な苗木や肥料などが手に入りにくい

・カカオ農家の皆様の暮らし(生活水準)が安定していない

・森林破壊や児童労働・強制労働などの問題

 

品質の高いカカオを一緒につくるべく、チョコレートの原料や農家さんの背景はもちろん、SDGsのように環境問題にも取り組んでいる活動を、先々からしていて、時代が追い付いてきたような印象を受けます。

4.会社の取り組みについて

SDGsについては、他にも取り組んでいました。

◎酪農家とのパートナーシップ

原料乳を生産している酪農家の皆様が安定した経営ができるよう、又高品質な生産ができるよう、独自の支援を行っているようでした。

8 働きがいも経済成長も12 つくる責任 つかう責任15 陸の豊かさも守ろう17 パートナーシップで目標を達成しよう

出展元:meiji

◎カカオ生産国における森林を守るための活動

画像:Cocoa & Forests Initiative

出展元:meiji

2017年に世界的な食糧やバイオ燃料の需要増などにより森林伐採が進む中、WCF等ではカカオ農園に関わる森林破壊を止めるために

Cocoa&Forests Initiativeを立ち上げました。

世界で流通するカカオの85%を占める参画している33社とともに、カカオ生産国とパートナーシップのもと、テーマに立ち向かっています。

①森林の保護と回復

②カカオ農家の生産性と生活水準の向上

③地域社会の参画促進

 

世界のカカオ生産国とパートナーシップを組んでいる国や会社が一丸となり、取り組んでいることが改めて見えてきました

5.最後に

チョコレートに話を戻すと、明治グループが使用するカカオ豆の100%を、農家支援を実施した地域で生産されたカカオのみと定義した『サスティナブルカカオ豆』に切り替えていこうとしています。

 

具体的には、2026年までに達成するための目標や方策を掲げ、今現状は商品の30%ということですが、紹介した『meiji THE Chocolate』に関して言えば、100%サスティナブルカカオ豆を使用しているとの事です。

美味しく食べる事が、価値を認め⇒MCSの活動を応援し⇒ひいてはカカオ農家も応援することに繋がっている⇒カカオ農家の方にも形をかえて返っていくと思うと、チョコレートの概念だけでなく、誰もが皆幸せになれる”サスティナブルな循環”に繋がるなんて、素敵ではありませんか。

さらに嬉しいニュースです!!!

『meiji THE Chocolate』に2020年9月29日、全国で新商品登場!!!

産地ごとに異なる香味を楽しめる全4種が登場するとの事で、発売まで間近!要チェックです。

 


左から『meiji THE Chocolateベネズエラカカオ70』『meiji THE Chocolateブラジルカカオ70』『meiji THE Chocolateペルーカカオ70』『meiji THE Chocolateドミニカ共和国カカオ70』

 

参考小売価格:220円(税別)/内容量:50g

 

また、カカオ豆の収穫から日本へ届くまで株式会社明治のわかりやすい動画があったので気になる方はご参考ください。丹精込められています

今日の間食と2020年9月29日の間食はこれで決まり!