梅雨の時期の味方。天然抗菌力に優れる『竹布(たけふ)』とは。農薬不使用で肌や地球に優しい期待のエコ繊維に興味をくすぐられた

身体を洗う時、優しく洗いたい。

でも、通常売られている化学繊維のタオルは私には刺激が強め。

 

国産のオーガニックもいいけれど、より丈夫で梅雨の時期も清潔に

使えるものはないかと探していた際に出会った。

 

『竹布(たけふ)』、ご存知でしょうか。

私は初耳だったので、調べてみた。

 

目次

 

1.竹布(たけふ)とは

 

↑竹布の話の前に、竹の繊維を発見し全商品を取り扱うTAKEFU(竹布)公式HPより調べてみた。多数メディアにも掲載されていて、働く女性層をターゲットにしている女性雑誌や日経、ANA(全日空)の機内誌にもグッズが掲載されているほど、ビジネスマンとも相性がいい印象。質を高め、快適に過ごせるヒントが伺え、竹布にますます期待が膨らむ。

TAKEFU(竹布) 掲載メディア

参考元:TAKEFU

 

話を戻すと、竹布(たけふ)とは、原料は竹。竹の繊維でできた生地のこと。

 

竹繊維

参考元:TAKEFU

 

特徴は、

特徴1:シルクのような優しい肌ざわり

特徴2:竹の優れた抗菌力。天然抗菌力あり。

特徴3:消臭効果あり。

特徴4:独自の繊維構造により、優れた吸水性あり。

特徴5:湿度にも強く、臭わず・カビることなくいつでも清涼感。

特徴6:農薬不使用。

写真

参考元:TAKEFU

 

肌に優しくても効能は様々ある竹の繊維。

消臭効果や自然の抗菌力・吸水性・湿気に強い性質を見ていると、梅雨のこれからの季節に驚くほどぴったり。竹の繊維からシルクのような優しい肌ざわりになるのかと興味ある反面、想像がつかないので触ってみたい。

 

2.竹布の商品

竹布商品は、バスタオル・寝具・Tシャツ・インナー・キッチンクロスなど幅広くあり、ガーゼやマスク・寝具や入浴ギフトは今販売終了しているほど人気さが伺える。肌ざわりや吸水性が秘訣と聞くと、ますます触れてみたくなる。

参考元:TAKEFU

 

3.竹布(たけふ)を使い、美肌と環境の為に

綿よりも農薬不使用で肌ざわりがよいので、赤ちゃんやアトピー性皮膚炎など肌がデリケートな方にも使えると好評の竹布(たけふ)。

実際、医療ガーゼとして登録され患者さんの身をまとったり、和歌山県世界遺産「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」では心身を洗い清める布「祓布(はらいぬの)」としてお頒(わか)ちいただくようになっていることからも、竹布の良さが伺える。

竹のガーゼ 

参考元:空飛ぶ竹ガーゼ社 守布(NFSM01) | TAKEFU(竹布)TAKEFU

 

日常的で見ると、梅雨の湿気による細菌問題も竹の繊維による抗菌力に期待できたり、冬も嬉しい性質が2つ。『静電気が起きにくい事と保温性があること。』

つまりは竹の繊維・竹布が1年中活躍できるかもしれない。

 

広がれば竹を有効活用しながら地球にも肌にも優しい。ちょっとお高めなところが今は気になるけれど、需要と供給が見合ってこれば改善されていくだろうと思う。今から先行投資してみたい。

気になる方は、下記公式HPより注文可能。販売終了もあるのでお早目に。

4.竹について

ここからは番外編、竹の性質について。竹と言われて思い浮かんだのは、七夕や流しそうめん

ほどの認識しかなかったので、HPより竹の性質や知った竹の魅力を綴っていこうと思う。

◎竹の持つ素質◎ 

竹は『多孔質』という目には見えないほど小さな穴がたくさん空いている性質があるため、臭いとなる物質を吸収する働きがあるという。イメージはまるでスポンジのよう。

フリー写真無料 スポンジ表面 に対する画像結果

(※写真は竹をイメージするスポンジ写真)

 

竹の性質を活かしたものを身近で思い浮かべると、竹炭(ちくたん)を消臭剤として活用する商品があったり、祖母が小さい頃作ってくれた笹巻きのように、食べ物を包んで運ぶ際に竹の葉に包んだり、水筒代わりに竹を使ったりしていたという日本古来の知恵も竹の消臭効果や抗菌力が重宝されてきたのではと思う理由と結びつく。

 ◎竹の生命力や丈夫さ◎

竹は成長期には一晩で1m以上も成長するほど、非常に生命力溢れる植物。極論手入れなくとも育つので、農薬を散布する必要もない。

◎日本でも豊富な材料に◎

中国産の竹の増加の影響・プラスチック製への移行により、竹の需要が激減したことが1つ背景にあり、各地の竹林(特に西日本側)が放置されるようになっている問題があるという。そこで、竹がエコロジー素材として注目を浴びる素材になっている事を知り、上手に管理・成木のみを抜粋していくことで資源を減らすことなく活用できることも注目されている。「薄暗い中、日差しが入る竹林」の写真固い印象の竹から想像ができない竹の繊維や竹を使った布製品ができること。これだけでも驚きだったが、さらにエコロジー素材とは、実証・活かされている事を補足して取り上げようと思う。

 

5.これから期待される竹のエネルギー

竹布以外にも、竹を燃料に活用したバイオマス発電で竹が熱電として供給されているニュースを知り、竹の活用法が増えていることが伺える。バイオマス発電について、日本では準備が整っておらず、少ない印象を持っていたので興味があり、読んでみた。

↑こちらをお借りして読むと、ドイツや日本政府等、様々な協力があって新たな燃料として開発されていることがわかった。

 

※補足すると、記事に登場する藤崎電機⇒現在はガイアパワーと合併し、株式会社GFとしてさらに事業拡大。自然エネルギー発電事業に向き合っている様子。

 

竹を燃料に、世界初のバイオマス発電がなりたった理由は、

①材料となる竹が豊富に手に入ること

平成25~27年にバイオマス発電所がある山口県で、林野(りんや)庁 から委託を受けた竹の伐採・チップ化・燃焼する実証事業を日本で唯一行っていたことと、バイオマス発電を開発した藤崎電機が山口県にあったことで、繋がったこと。

②ドイツのランビォン社と協力

バイオマス発電所の実績と経験が豊富なドイツのランビォン社と手を組むことで、燃焼実験や試験の技を活かして共同開発に成功。山口県庁で立地協定調印を行うこととなった。

③竹を燃焼する事で起こる問題を1つずつ解決済

竹を燃焼する事で出てくる問題も焼却炉を開発したり、竹の育成・タケノコの販売など環境にも向き合い解決させながら、新たなエネルギーを開発しているので今後に期待。

 

今では日立製作所など他企業も技術を開発して取り組んでいる所があるようだ。

 

日本にたくさんある竹が資源として有効に活かされることに今後も期待。


その先にSDGsの環境目標達成の貢献や日本の経済基盤に。環境に優しく、そして今回調べた竹布になってお肌に優しく。


人々に愛される存在にまっすぐ成長すること、竹だけに今後もそうあってほしいと願う。