読書旅。『学びを結果にかえるアウトプット大全』~④アウトプット『話す』ことのヒントを読んで。実践してみた~

「伝えること」、「発信力」をテーマに

最近シリーズ化しているきっかけの本、こちら。

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学びを結果に変えるアウトプット大全

精神科医 樺沢紫苑

◎2018/8/3

サンクチュアリ出版

 

目次

 

1.話すとは

ひよたそ

・読んだこと・聞いたこと・自分が体験したことを第3者に言葉で伝えること。

脳科学的には、考え・思考を言語化して外界へ吐き出すことで脳が活性化。記憶の増強・定着にも大きく貢献する

例えば、本を読んだ感想・映画を観た感想・美味しいものを食べたグルメ感想など。

この本では、感想を人に話すことからと書かれている。

2.話すときの秘訣3つ

① 自分の意見や気づきを盛り込む

② ポジティブな言葉をネガティブな言葉の3倍以上

③ 悪口は言わない。百害あって一利なし。

②③はイメージがつくと思うので、①については本に書かれている例がわかりやすかったので補足。

意見や気づきを盛り込むポイントは『事実のみではなく+感想・意見』

例)

△ [事実のみ]SNSで評判のあのお店に行ってみた!

◎ [事実のみ]SNSで評判のあのお店に行ってみた!

+[感想]:「魚介スープが超濃厚でおいしかった!」

+[意見]:「すぐ行列になると思う」

 

3.実践 ~仕事とプライベート編~

話す実践はブログでは難しいので、今回だけ特別。仕事とプライベート編で分けてモノガタリ版にしてみた。ちょっと楽しみすぎました(笑)。

半分フィクション、半分ノンフィクションでお送りします。

 

・仕事編:例)新型コロナウイルス対策で、営業の時以外は基本在宅勤務。会社以外で働ける現状について。

△[事実のみ]:「今、新型コロナウイルス対策で在宅勤務と会社出勤をしているよ」

◎[事実のみ]:「今、新型コロナウイルス対策で在宅勤務と会社出勤をしているよ」

+[感想]:「在宅勤務と会社出勤を半々でやってみて、仕事とプライベートの時間にバランスがもてるのでよいと思う」

+[意見]:「日本の会社すべてが在宅だけにはなれない所はあるようだけれど、会社員であれば働き方を改善する動きが促進する機会になるかもしれない。今後日本全体で取り組めば、仕事とプライベートのバランスをもてる働き方に改善できるところもあるかもしれない」

<強いて言えば、Wi-Fi環境が整っていればもっと効果的。悪口やネガティブではないです。ポジティブ多めに愚痴1つ。>

 

 

◎プライベート編:例)友達や家族など、一緒にいる人と食べたいものを決める場面。

一緒にいた人:「お魚が食べたい、刺身!」

私:「ん~魚も美味しいけれど、お肉が食べたいな」→<①意見>

NG:「魚やだ。だってぶーぶー、、、。」→<②③ネガや悪口>

~間をとって、2人とも大好きな馬刺しを食べたとき。(笑)~

一緒にいた人:「馬刺しって、赤身とタテガミ(首元の皮下脂肪)を一緒に食べると美味しいんだよ」。

私:(実践して食べてみたところ)「馬刺しって、赤身に薬味を巻いて、甘めの醤油と食べる事が美味しいと思っていたけれど、赤身×タテガミも美味しい!紅白で色も鮮やか!歯ごたえも柔らかさとコリコリ?とろける感じがいい!」→<①気づき>

 

劇場にお付き合いをありがとうございました。(笑)

 

日常の会話もアウトプットの1つと思うと、改めて悪口や愚痴、ネガティブな事よりも、3倍以上のポジティブな内容でお互いの意見や気づきを双方に会話したら、ものすごく自分自身もそう、周りの会話も変わりそうだと思った。

 

よく新型コロナ前は、居酒屋で会社の愚痴を話すサラリーマン飲み会を見かける事があったけれど、隣で聞こえてくるこちらも後味があまりよくない。より気づきや感想をお互いにポジティブな会話多めで話していく世界が広がったら。少しずつ世の中いい方向に変わりそうなアウトプットヒントだった。

 

ネガティブやポジティブの割合は意識しながら、話すことで身近な人との人間関係や仕事もプライベートもともに、この世の中に負けないくらい、『話す』のパワーで活性化しましょうね。