Happy連鎖の出来事。大空に夢と感動・感謝を描く、華麗なアクロバット飛行「ブルーインパルス」を見て。この正体とは

2020年5月29日(金)。

在宅出勤、最後と言われた昼。こうやって仕事の合間、昼に買い出しする生活も恋しく噛みしめていた矢先。

買い出しを終えた帰り道に、周りのお店から次々と店員さんが外に出てきて、

「あ！あ！あ！」

「あれあれあれ！！！見てみてみて」

なんだか慌ただしく上空を指差し、みんな上を向いている状態。

緊急事態宣言解除された歓喜？！密密密が気になったけれど

あまりにも周りの人達がみんな上空を見ながら声を掛け合い、さすがに気になって空を見上げると。知っていた人は知っていたのだろう。

ニュースにもなっていた、こちら。

参考元：産経新聞社

ブルーインパルス。実際飛んでいる所を見たけれど、

さすがに何事？！と急すぎてみたので写真がなくお借りした。

のちに知ったことから、ブルーインパルスについて。

実際に飛行している姿をみている街は、久しぶりに歓喜に溢れ、喜びや笑顔が溢れていた。素敵な取り組みと、単純興味・好奇心で調べてみることにした。

1．ブルーインパルスの正体とは

航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。

参考元：広報｜防衛省 [JASDF] 航空自衛隊一部抜粋

日頃は災害派遣・訓練・防衛交流・国際貢献等、幅広く活躍している航空自衛隊。

その中でも日々技を磨いて訓練する姿を思い浮かべるとすでに夢を与え、真似できないプロ集団の技を感じられる。

2020年5月29日の飛行は、

航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」６機が２９日昼過ぎ、東京都心で、新型コロナウイルスと戦う医師や看護師ら医療従事者に感謝の意を示すアクロバット飛行を約２０分間披露した。

　空自の精鋭パイロットたちは空自入間基地（埼玉県狭山市）を出発。高度約８００～１４００メートル上空で８の字を描くルートを２周し、白のスモークを噴射した。ルート付近には新型コロナ患者を受け入れている医療機関が点在している。

参考元：産経新聞社web記事

 

2．磨かれた技術！アクロバット飛行7選

アクロバットな飛行。正直見た事がなかったけれど、HPより抜粋。感動したのでご紹介。広い空に絵を描くような飛行技術。とても絵になる素敵な光景と、ご紹介する写真は、飛行技術で織りなしている事実に驚きと脱帽。すでにパワーが出る写真。感性でお楽しみください。以下、ブルーインパルス 航空自衛隊HPより抜粋。

①ダイヤモンド・テイクオフ

4機でダイヤモンドの形を作り離陸します。また、同じダイヤモンド隊形でも編隊の間隔設定は数パターンあり、デルタループやラインアプレストなど、さまざまなバリエーションがあります。

②レインフォール

 

垂直に降下し、5機がそれぞれの方向に開花していきます。スモークの軌跡が5方向に広がる様子が美しいアクロバット飛行です。

③フォー・シップ・インバート

ダイヤモンド編隊で会場に進入し、4機全機が180度ロール（回転）して背面飛行で行う編隊飛行です。背面飛行では操縦桿の操作が逆になるため、高度な操縦テクニックを必要とします。

④バーティカルキューピッド

2機のブルーインパルスが正面で垂直上昇を行い、ハートマークのくぼみの部分からスモークを出し始め、左右に分かれてそれぞれハートの片側ずつ描きます。続いてもう1機が左下からハートマークの中央を抜けてスモークの矢を描きます。

⑤ワイド・トゥー・デルタ・ループ

5機のブルーインパルスがループを描きながら、広めの隊形を密集隊形へと徐々に変化させていきます。

⑥スタークロス

5機のブルーインパルスが上昇し、5方向に広がり「星」を描きます。アクロバット飛行の中でも、とても人気が高いアクロバット飛行です

⑦タッククロス

2機が背面飛行で進入し、ぶつかりそうなほど近距離で交差するスリル感たっぷりのアクロバット飛行です。

美しい。

3．活動実績

日本各地の大イベントや、何周年等盛大なお祝い事の際、航空祭なども飛行を実施。

2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、具体的な日程は未だ未定。

過去は

・1960年　初の公式展示飛行を実施

・1964年　第18回オリンピック競技大会開会式(東京)でスモークで五輪のマークを描く

・1970年　日本万博博覧会　開会式(大阪)でEXPO’70の文字を描く

・2002年　FIFAワールドカップ　開会式(埼玉)

・2011年　東日本大震災発災ー基地がある松島が被災により使用不能となり、展開先の芦屋基地で訓練を再開

いろんなことを乗り越えながらも日本各地に「夢」と「感動」を与えている歴史が伺えた。

ちなみに、アクロバット飛行をするのは、日本だけの技術なのかと思いきや、海外にもある様子。ランダムに抜粋すると、

①サンダーバーズ(米空軍)

②レッドアローズ(イギリス空軍)

③パトルイユ・ド・フランス(フランス空軍)

他にも、イタリア空軍・スイス空軍・ロシア空軍・シンガポール空軍・韓国空軍など、夢や感動は世界共通。

4．最後に・最新情報

実は、2020年に開催予定だった日本・世界各国共通の一大イベントと言えば、

「オリンピック」が予定されていた。

延期にはなったものの、東京五輪の聖火到着式の会場となる松島基地で飛行訓練を実施していた。

★実施内容★------------------------------------------------------------------------------------

「五輪を描く」こと。十分技術あることに加えて、五輪カラー5色(青・黄・黒・緑・赤)のカラースモークを使用。

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五輪をカラーで描くことは、昭和39年の東京五輪開会式以来、56年ぶりとのこと。実は、以前はカラースモークの染料による住民の苦情があったようで。今回はカラースモーク改良に乗り出しての実施。

動画は2020年3月13日。

どんな状況下も乗り越え、日本各地に「夢」と「感動」を与えるブルーインパルス。

今回の医療従事者に感謝の意を示す飛行。とてもパワーあふれる感動や実際街の人に笑顔や活気が溢れた瞬間。本当に感動の嵐。ブルーインパルスの今後のオリンピックの動向含めて期待。

明るいニュースに、きっと日本各地がそうだったのではないでしょうか。もちろん私自身も夢や感動を与えてもらった。

どんな状況下でも感謝の意を実際伝えるべく行動を起こすこと。

とても素敵な発想や勇気にも感動。私自身、日々に向き合おうと思った。

在宅出勤が最終日な思いはほんと小さかったと気づかされ、気持ち新たにできること。ブルーインパルスが与えてくれた夢や感動、Happy連鎖を胸に、少しずつ笑顔溢れる日常になるよう、私自身も視野を広げていく出来事になった。